おまかせ焙煎と焙煎度指示の違いについて

当店の注文焙煎は用意されている焙煎度から選ぶ方法と、おまかせ焙煎にする方法の2種類があります。
ところが、おまかせ焙煎にしてもラベルには「C(これはシティローストという意味です」にチェックがついていたりするので、じゃあ、シティ指定でも同じ焙煎になるのかな?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

ですが、おまかせ焙煎と焙煎度指定はプロファイルが異なっており、同じ焙煎度になっても味わいが異なっております。

お豆の解説でおまかせの場合はどの程度の焙煎度になるのかをある程度説明できるように随時更新をかけております。

また、繰り返しご注文をいただくお客様からおまかせ焙煎を依頼いただいた場合は、前回の焙煎データを再現するように焙煎を行っております。当店のコーヒー焙煎は随時様々な試行錯誤からアップデートしているのですが、繰り返しご注文をいただくお客様にお届けする豆の味が大きく変わってしまうことがないようにしているというわけです。

では、焙煎度指定はどういうときに使うのか?となります。これは、ほかのお店などで普段たとえばシティローストを好んで注文されている場合、当店の豆でも近い焙煎度で注文ができるというメリットがあります。浅煎りや深煎りをしっかり指定して注文もできるので、こちらを選ばれるお客様も多くいらっしゃいます。

ということでざっくりまとめますと

おまかせ焙煎:その豆の一番いいところでドロップ(焙煎を終える)します。レシピがアップデートされても、繰り返し注文いただく場合はできるだけ以前の焙煎を再現するようにします。

指定焙煎:豆の状況や温度をベースに煎り分けをします。随時レシピがアップデートされるので、同一焙煎度の指定であっても味わいが異なることがあります。

どういう焙煎度がいいかわからない場合はとりあえずおまかせを選んでいただければいいと思います。浅め、深めが好きな方ら焙煎度指定がオススメです。
より細かい注文ができる仕組みを今準備しているのですが、柔軟な注文ができるようにすればするほど、カジュアルなコーヒーからは遠ざかってしまうのでいいあんばいにできないかなと模索しているところです。

当店のようなごく少量注文焙煎のメリットの一つとして、焙煎士を独り占めできる点があります。このメリットを皆様により享受していただけるよう、これからも様々なアップデートをしてまいります。

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