ポテト補償
ブルンジやルワンダなど、一部のオリジンのコーヒーにはポテトディフェクト(PTD)と呼ばれる不良豆が混入することがあります。
PTDは見た目は他の豆と変わりがないのですが、焙煎して抽出すると、生のジャガイモのような独特の香りがして、初めてPTDだとわかります。
PTDを事前に取り除くことは不可能なので、当店ではブルンジやルワンダの豆は取扱いをしないようにしていました。なぜなら、PTDによってお客様の体験は大きく損なわれるリスクがあるためです。
しかしながら、ブルンジやルワンダの豆はクオリティが素晴らしく、満を持して取扱いをすることになりました。
しかしPTDがなくなるわけではありません。
ポテト補償
そこで、当店では万一お買い上げのポテト補償対象豆にPTDがみられた場合、新たに焙煎した90gを無償でお送りいたします。
対象となったパッケージは破棄していただいても、飲んでいただいても大丈夫です。返品は不要です。また、PTDの豆を飲んでも健康には影響しませんのでご安心ください。
PTDだと思われる香りがした場合、メッセージなどで「ポテト臭がする」とお伝えください。お客様の購入情報をお調べし、同一品種を同一焙煎にて再送いたします。
当店のポテト対策
対象となる全出荷の豆に対し、焙煎後と豆詰め前の2回、香りをチェックしてPTDでないかをチェックしてお出しします。万一、PTDと判断された場合は出荷予定を遅らせて改めて焙煎し直しします。
農園のポテト対策
東アフリカ系の産地ではPTDに手をこまねいているわけではありません。おそらく原因とされる虫の影響をできるだけ少なくするために、虫トラップを仕掛けたり精製時に比重による選別をしっかり行うなどして、年々PTDは少なくなってきているという報告もあります。また、インポーターによってはPTDが出た場合のフィードバックを受け付けているところもあります。
ブルンジやルワンダなどの豆は、PTDを考慮してもそのポテンシャルはすばらしく、是非皆さんに飲んでいただきたいコーヒーです。ポテトだったらどうしよう?という心配をできるだけなくすため、当店は無償で交換することをお約束します。安心してお求めください。