他人名義のクレジットカードの不正利用について

当店で他人名義のクレジットカードを利用した商品詐取の未遂がありました。ECをやっていると割と起きる事案だそうで「ああ、ついにウチにもきたか」という気持ちでいたのですが、様々な検出システムによって無事排除することができました。

詳しくお話しすることはできませんが、当店では以下のような場合に不正利用を疑ってお客様に電話で確認を取る場合があります。電話確認をせずにキャンセルすることもあります。

  • 初めてのお客様でかつ以下の条件に当てはまる
  • 怪しいメールアドレス
  • カード名義と購入者が異なっている
  • 配送先などに不審点がある
  • アクセス元に不審点がある
  • 購入の仕方に不審点がある
  • 転売しやすい商品を買っている

もちろん、正しく使用されているのに上記のケースに当てはまってしまうことがあります。そのような場合はチャットなどでお問い合わせいただければすぐに対応いたします。

また、プロの方の注文の場合、購入額が明らかに個人使用と異なってくるので、配送先を確認させていただくことが多いです。差し支えなければお店の名前などを配送先に入れていただければ、キャンセルになることはありません。

お客様におかれましては、クレジットカード番号を入力させるようなフィッシング詐欺には十分お気をつけ下さい。

だまし取った商品は一旦転送バイト(だいたいが留学生らしいです。ECの出荷のバイトと称して募集される)の元に送られ、そこから別の拠点へ送られます。別の拠点で集められた商品は、現金問屋などへ売られ、犯人は現金を手に入れます。
売ったお店は不正使用カードの賠償をさせられます。商品だけが出て行くので万引きされたような状況になります。
不正利用されたカードの持ち主さんは、不正利用分は返金されます。

コーヒー豆でこれはできないと思うのですが、家電は結構ヤバそうです。もしご興味ありましたらYouTubeなどでクレカ不正利用などのキーワードで検索すると、ニュース番組などがヒットすると思いますので見てみて下さい。

ブログに戻る