梱包材の値上げが発表されましたが、価格転嫁はしなくて良さそうです
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取引先さんから梱包資材の値上げの連絡がありました。全ての商品で10%だそうです。結構キツいですね。これを受けてか様々なお店で値上げの告知がされるのを見かけるようになりました。
当店は適切な価格転嫁をするため、基本的な販売価格はコーヒー豆の仕入れ価格に連動しています。そのため値上げの告知はしないことになっています。ニュース記事の一覧が値上げのお知らせだらけになってしまうからです。
そしてコーヒー豆以外の費用の変動については、様々な努力でこれを吸収することにしています。今回も事前にとった対策によって、価格の転嫁はしなくて済みそうです。今日はそんな努力の一部をご紹介します。
梱包材の値上げは今回だけではなく、以前から動きがありました。人件費や輸送費の上昇を要因とした値上げがたびたび行われていました。そこへ、中東問題を発端とする原油価格や物流コストへの影響があるのでは?と予想し、当店では事前の対策をとることにしたのです。
当店のコーヒーパッケージは90~100gの小分けとなっています。仕入れたパッケージに店内で作成したラベルを表裏貼り付けて、包装した上で梱包して出荷しています。今回着目したのはラベルです。
表ラベルは見た目をキレイにするため上質なラベル用紙を使用しています。作業の効率化の観点で同じラベルを裏面にも使用していました。そのため、1袋あたりのラベル代を含めた印刷コストはだいたい20円くらいでした。
裏面ラベルは表組みと文字だけですから、上質な紙を使用する必要はありません。そこで、サーマルラベルに入れ替えることにしました。プリンター代はちょっとかかりましたが、ラベル1枚あたりのコストは5円もかかりません。20円かかっていた印刷コストを15円に圧縮しました。
たった5円と思われるかもしれません。しかし、毎日使う消耗品です。1袋あたりでは小さな差でも、積み重なると無視できない金額になります。
当店で使用しているコーヒー袋は1つ40円くらいです。これが10%の値上げですから44円になります。事前にサーマルラベルを導入することでこの値上げ分は十分吸収できていると考えられます。プリンター代の回収はかなり先になりましたが、日々使うラベルやパッケージの値上げ分を吸収できていることが、精神面でもかなり負担が減っています。
これからも経費削減や効率化を進めながら、できる限り値上げ圧に抗っていくつもりです。
ただし、品質を維持できないと判断した場合には価格改定を行います。
その際は理由も含めて正直にお伝えします。