先日こんなニュースがありました。スターバックスがコーヒー豆の値上げをするというのです。コーヒー豆の材料となる生豆の価格が上がっているからというのですが、コーヒー豆自体は先物市場を見ると2年前の水準よりは高いものの最近は高騰しているという感じではありません。値上げの原因は燃料費や人件費などでしょう。
それはさておき、基準となるスターバックスの定番ブレンド、パイクプレイスブレンドの価格が書かれていました。250gで1230円です。当店はエチオピアの豆が180gで1780円ですから、結構高い印象を持たれるのではと思いました。だって、スタバですよ?スタバより高い豆ってどういうこと?ってなりません?
コーヒー豆には様々なグレードが存在します。よく知られているのはスペシャルティコーヒーですが、より大量に取引されるコモディティと呼ばれる豆があります。それぞれの中でも豆の大きさなどの品質ごとに規格があり、豆の名前の後ろにAAとかG1とかSHBとか書かれてあるのが規格です。
特にブレンドの場合、それぞれの豆が持っている欠点を他の豆で補い、お互いの良さを引き出すのがポイントです。そのため、使用する豆は低規格、低グレードのものが使われます。そのため、ブレンドは価格を下げることができるのです。
当店で取り扱っている豆はスペシャルティコーヒーの高規格品を厳選したものです。スターバックスといえど、ブレンドと比較するのは間違っているということになります。
ではスターバックスの何の豆を比較すればいいのでしょう?これはなかなか難しいんですが、スターバックスの中でスペシャルティな高規格品といえばスターバックスリザーブです。
同じエチオピアで見てみると、250gで3672円とあります。うおお、当店激安!
その上送料無料!焙煎度も選べちゃう!鮮度も抜群!そして実験的なんですが、ドリップで楽しむ方のため、ドリップ用ペーパーを無料で差し上げています。是非ご利用ください。
※当店での販売価格は、仕入れや流通コストの関係で随時価格が変更されます。スタバレベルまで上がることはないと思いますが…