ここのところ立て続けに発生しているので、コーヒー豆の返金ポリシーについてご案内いたします。
基本的に、コーヒー豆は食品であり、当店は注文ごとにお客様のお好みに合わせた焙煎を行う、オーダーメイドコーヒーをお出ししています。また、焙煎後1日程度で発送するため、フレーバーの変化などを楽しんでいただけるのを売りにしています。
ご注文いただいたコーヒー豆はご注文量に応じて、クリックポストかゆうパックでお届けしています。クリックポストであっても郵便受けに入らないなどの場合は手渡し対応となり、不在時は不在票を投函して持ち戻りとなります。
持ち戻り後は一定期間(だいたい2週間)の保管期間以内にお客様が再配達の手続きをする必要があります。この期間を過ぎると商品は当店へ返送されます。
保管期限切れで返送された場合、当店としてはお客様都合による返品であるとして処理をすることになります。特に焙煎した豆の場合、2週間も日が経ってしまっていると当店としても再販売することはできません。結果として破棄することになります。
この場合、お客様へも返金することができません。返金すべきだとするお気持ちもわかるのですが、このケースの場合、当店に落ち度がありません。返金対応すると発生する損失は、他で何件もの売上を立てなければ回収することができません。
返金ができないというのは、こちらとしてもすごくモヤっとする展開ですから、できるだけ商品をお客様にお届けしたいと思っています。そこで、商品が戻ってきてしまったので、再送したいのだけど受け取り可能な日はいつかといったお伺いをメールで行います。
これにご対応いただけなかった場合、商品は破棄となります。返金も受け付けられません。
次に再送ができるとなった場合についてです。当店のコーヒー豆商品は送料が当店負担となっています。一般的に、これは注文ごとに1回限りです。再送にかかる送料も当店負担としてしまうと、商品価格に対する送料の割合が場合によっては50%を超えてしまいます。申し訳ないのですが、当店に瑕疵がない状況での商品再送にかかる費用は、お客様負担とさせていただきます。
いやいや、注文後に不慮の事故や突然の出張などで受け取りが不可能な場合もあるだろうと思いましたか?当店も思いました。というか、本当に受け取っていただけなかった場合、事故などに遭ってないだろうかととても心配します。数あるお店から当店を選んでくださったお客様の身を案じるのは当然のことです。
ですので、お客様都合による返品で、状況的に受け取りが不可能であった場合については、返金のご相談に応じることができます。
当店は本当にギリギリのところでコストのバランスを取り続けています。そのため、お客様に頼らなければならない部分も多少あります。その一つが確実に受け取っていただけることなんです。これが難しいケースが増えてしまいますと、送料を別途頂戴するようになったり、値上げをしなければならなくなります。
当店は商品をできるだけ確実に受け取っていただくために、特にコーヒー豆についてはご注文状況を逐一お知らせするようにしています。ご注文確認メールから発送通知まで最大で5通のメールをお届けしています。
お客様にお願いです。ご注文いただいた商品は、必ず受け取りをお願いします。可能なら当店からのメールを受信できるようにしてください。当店のメールは hatte.co.jp のドメインから送信されています。
メールには注文された豆がいつ焙煎される予定か、いつ出荷される予定か、追跡番号は何かといった情報が含まれています。
メルマガを見てくれと言うわけではありません。ただ、せっかく時間とコストをかけて作った商品が開封されぬまま戻されてきて、それを破棄しなければならないなんて、誰も得しませんからやりたくないんです。
よろしくお願いいたします。